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『劇場版 艦これ』の感想(ネタばれあります)

感想


『劇場版 艦これ』本予告


(2016年11月29日に加筆修正しました)


『劇場版 艦これ』を見た。
物語はテレビアニメ終了後からはじまる。吹雪・睦月・夕立ら三人娘をはじめショートランド泊地を拠点として集結した艦娘たち。南方海域の敵輸送部隊を壊滅させた旗艦鳥海の第八艦隊の帰還を援護する部隊は、一部海域が血の色に染まっていることを発見する。そして、援護任務から戻った睦月を待っていたのは、轟沈したはずの如月が泊地に帰投したという報告だった。
睦月は如月との再会を喜ぶが、如月の体調は芳しくない。加えて、鎮守府の中枢を担う秘書官長門陸奥・赤城・加賀・金剛・大淀は如月に関する何らかの情報を最高機密に指定する。一方、艦娘の艤装を蝕む性質を持つ変色海域は、潮の流れにのっていまにもショートランド泊地にまで迫ろうとしていた。
折しも南方海域への敵大規模機動部隊の来援が確認され、提督不在の鎮守府は喫緊の対応を余儀なくされる。変色海域が現在のペースで拡大し続ければ、泊地からの出撃もままならなくなることを考慮し、長門は24隻もの艦娘が参加する一大作戦の展開を決定する。作戦目標は変色海域中心である鉄底海峡の調査及び敵部隊の殲滅。このように、南方ソロモン海域における大規模な艦隊決戦の火蓋が切って落とされたのだが――。


ストーリーとしてはテレビアニメ『艦これ』の完全なる続編である。メインの筋が「帰還した如月と睦月の絆」と「吹雪を中心とした変色海域での戦い」のふたつあるのだが、これらはあまり絡まり合わず、ほとんど別々に進行する。
メインで泣かせにくるのが睦月と如月の筋。睦月がぼろぼろと大粒の涙を流す隣で如月がつられて薄い涙の膜を浮かべる場面がたたみかけるようにくり返される。そして睦月は、何度も何度も如月に手を触れて、抱きしめる。指先の表現が繊細なこと。冒頭、帰還した如月とはじめて対面したとき、一度頬に手を添え、離し、もう一度添える手にようやく如月の指がおそるおそる触れる場面など、もうたまらなかった。こんなん泣くに決まってるわ。
ともあれ、睦月と如月のストーリーは最後まで、ある意味では変色海域の戦いから浮いた存在として扱われるが、この扱い方がまた、彼女たちの間に存在する特別なものを浮かび上がらせているようで好ましい。そしてまた、変色海域の戦いが結果として彼女たちの間の問題に偶然重なって、偶然解決に繋がるのが非常に私の好みの展開だった。*1


もうひとつ中心となる筋が変色海域での戦い。アイアンボトムサウンド攻略である。この下りはまず、艦これでのイベント攻略を映像として比較する楽しみがある。最近のイベントで導入された、海域攻略後の、赤く染まっていた海が青くなる演出の意味がわかったことがすごくうれしかった。艤装が勝手に傷つく、どくマップみたいな要素がゲーム導入されたらやってられないんだけども……。
映像としても、長門に集められた艦娘たちが戦う様がとにかく格好よくて(勿論戦闘シーンはアイアンボトムサウンド関連だけではないけれども)、これを劇場で見られただけでも1800円払ったかいがあったというものである。テレビアニメが吹雪をはじめとする駆逐艦の戦いを中心に描いていたせいか、劇場版では水雷戦隊の活躍がソロモンの悪夢こと夕立以外にほとんどないのだけが残念だった。しかし、テレビアニメでは見られなかった重巡の戦い方、連合艦隊でお互いをかばい合う艦娘、探照灯と照明弾の大活躍、相変わらず可愛い妖精さんの存在、はたまたお約束の肉弾戦などなど、劇場版ならではの見所は山ほどあり、なんなら戦闘を見ているだけでも泣ける。


考えてみれば、艦娘たちの戦いで泣けるのは当たり前のことでもある。アニメ艦これと同様、劇場版艦これでも、戦いの意味が問われつづけ、ひとつの回答が提示される。戦うことの意味を吹雪が追い求める様子は、自身が生きる=海の上で沈まずに戦い続ける理由を追い求めているようでもある。
私は、艦娘にとっての戦いとは、自己実現そのものだと思っている。劇場版のアイアンサウンドボトム戦では、これまでテレビアニメ・劇場版双方で描かれてきた艦娘の絆が絡まり合って噴出する。絆といっても、既知のものではなく、アニメがなければ知り得なかったような絆が心を打つ。艦娘たちが、自分で考え、自分なりに一生懸命、自分らしく行動している場面が続く。
たとえば、金剛が対空射撃で瑞鶴を守るシーン。それは、アイアンボトム攻略準備の際の、三式弾の準備を、という妖精さんたちへの指示とも繋がっている仕草として観客の前に立ち現れる。航空戦隊内で戦艦としての役割を存分に果たした金剛が浮かべる得意げな笑顔はいかにも金剛らしい。
たとえば、比叡が探照灯を使うシーン。つい先ほどまでは前に進むべきかどうかの判断も迷っていたのに、敵に相まみえた瞬間に彼女は自身が狙い撃ちされるのにもかまわず、大和の攻撃を生かせるよう、探照灯のスイッチを入れる。「ありがとう、比叡さん。これで見えます」の台詞は、だからこそ感動的である。
艦これプレイヤーは、通常海域にしろイベント海域にしろ、自身の判断もしくは攻略情報に合わせて送り出す艦娘たちを編成する。そこに艦娘同士の、既知の絆の要素(金剛四姉妹や、大和と矢矧といった)は上手く当てはまるときもあるし、効率的なプレイのためにあえて取り入れられない場合もある。劇場版の艦隊でも同様に、絆で結ばれた艦娘たちの組み合わせ(一航戦と五航戦)と、上で例に挙げたような偶然の組み合わせの双方が描かれている。そうして後者については、私は、自分が見たいものを見せてもらった、と思っている。つまり、ふだん一緒にいることはないと推測される相手どうしであったとしても、艦娘どうしの間にはやはり、揺るがぬ絆が存在する。お互いに協力し、しかし自分らしく戦うことは、艦娘たちにとっては、当たり前のことなのだ。
誰にも気負わずに自分らしく行動する女の子たちが協力し合ってひとつの目標のために動く姿が見られたら、もう、彼女たちの実在性を確信するしかないし、涙を流すしかない。


アニメを含めて、艦これの映像化にはたくさんの愛すべき突っ込みどころがあった。シリアス一辺倒の映画でも同じで、「秘書官の長門だ」っていう名乗りだけで笑えるとか、瑞鶴おまえ木登りできないのかよとか、瑞鶴がお姉ちゃん通して加賀さんと話す童貞みたいなムーヴとってたとか、その加賀さんは加賀さんで五航戦の両方を五航戦って呼んでてどうやって区別つけるねんとか、青葉のなぞのカメラポーズから考えたら衣笠さん青葉にウィンクしてるってことはおまえらつきあってんのかとか、祭りでのローストビーフとあんみつの落差とか、そりゃもうたくさんある。挙げればきりがないほどいくらでもある。でも、そんな、こちらの予想をいちいち裏切ってくる艦娘たちの行動すべてが、艦娘たちが実在しているんだってことを証明しているようで、愛おしくてたまらない。
先に挙げたふたつの筋はある。けれども、『劇場版 艦これ』を駆動させてるのは筋ではなく、艦娘が積み重ねてきた絆と、彼女たちの行動である。映像化された艦これは、そんな作品だったと思う。


最後に、これは何回でも言いたいんだけど、モールス信号打電で会話する川内神通がくっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっそエロいです

*1:なお、パンフレットにはネタばれ注意の文字が書かれているが、一番肝心なネタばれについては記述されていないため上映前でも安心して読める仕様となっている。というかネタばれ注意って書くんだったらそこは載せておいてほしかった。すごくすてきだったので。

百度百科の「闺蜜」項目を和訳してみた

翻訳

以下、すべて闺蜜(汉语词汇)_百度百科からの和訳です。


 闺蜜――閨中密友、それは、男女関係の特殊性を女性に当てはめたことで生まれた言葉であり、女性にとって特別に親密な同性の友人を指す。隠し事をせず、世間の波にもまれながらも続く関係は、お互いの境遇がどれだけ違ったとしても、相手の幸福を心から願うような関係である。それは、女性の生活において、重要な役割を担っている。

闺蜜 闺蜜 解釈 閨中密友
外国語名称 confidante 社会における位置 女性の生活において非常に重要な役割を担う

語源

 闺蜜は閨中密友の略であり、蜜、という文字は小蜜*1の意。闺蜜は現代女性が同性の親友を指すのに使う、新しい呼称である。その響きはまるでやわらかな陽光が心を照らすようであり、格別なあたたかさを感じさせる。たとえ全世界の男が捨てたとしても、闺蜜だけはあなたを抱きしめるだろう。
 闺蜜は、俗世の浮き沈みにもまれ試されたあとでも、互いに本音を打ちあけられる女友達である。お互いを心から信頼し、なにかあれば頼れる存在だ。たとえお互いの境遇がどれだけ違ったとしても、相手の幸福を心から願うような関係が闺蜜である。
 闺蜜は以前、単に好友や死党*2と称されていた。昨今、闺蜜と呼ばれるようになったが、ブルジョワ的な響きが増していると言える。もっとも、呼称がどのように変わろうとしても、お互いの親友であるという関係性に違いはなく、依然として、身も世もなくめちゃくちゃな会話を交わす相手だ。失恋をすれば一緒に嘆き、泥酔すれば肩を抱き合って帰宅するような関係に変わりはないのである。

関係性

 どんな女性でも、闺蜜と呼べる相手を何人か持っているようだ。ともあれ、女性どうしで闺蜜関係になれば、お互いに話せないことはなにもないといえるだろう。テレビドラマ『六人行』には、闺蜜間で恋人をスワッピングする場面すら登場する。ドラマといえども、現実生活に例がないわけではないと筆者は考える。
 性格が開放的な女性ならば、このようなこともあるかもしれない。とはいえ、闺蜜間での交流はやはり感情ベースのものにつきるだろう。特に失恋がわかりやすい。金庸は「群雌粥粥,痛骂男人薄幸无良」*3とも言っている。
 男性どうしの親密な友情関係は、もちろん闺蜜とは呼べない。俗な言い方をすれば兄弟であり、風流に表現すれば知己となる。どちらにしろ、男と男の間には共有できないものが多い。大学寮での猥談は代々受け継がれる伝統だが、闺蜜のようにお互いの心の内をなにもかも打ち明けられる関係には至らないといえる。

*1:訳注:愛人を指す90年代の流行語。その後意味は、男性と曖昧な関係を続けている女性に変化しつつあるという。なお、蜜という文字を使うのは、女性同士の友情は「蜂蜜」のようにねっとりしているから、という説もある。

*2:訳注:原文ママ

*3:訳注:女性が何人もあつまり、あれやこれやと男性をこき下ろす様を表した言葉。金庸は中国の著名な武侠小説作家である。日本で言えば北方謙三的存在だ。

百度百科の「百合动画」項目がおもしろかったので和訳してみた(前編:百合ジャンルについて)

百合 翻訳

以下、すべて百合动画_百度百科からの和訳です。
後編:百合作品リストに続きます。

百合動画とは

「百合」は女の子と女の子の間の恋愛を指す隠語であり、レズビアンと同意である。その語源には多くの説がある。もっとも一般的なのは、1971年に日本のゲイ雑誌『薔薇族』の編集長伊藤文学が、「百合族」を「薔薇族」の反対語として提唱したことから始まるとする説だろう。その後、日活ロマンポルノ出版社が制作した『百合族』シリーズの書籍により、百合は固有名詞として広まった*1*2

中国語名称 百合動画(アニメ・コミック・ゲーム・小説領域における用語) 出所 薔薇族
外国語名称 ゆりアニメ*3 提唱人 伊藤文学
定義 女性の間における恋愛を指す隠語 英語名 Lesbian Animation*4

歴史

語源

伊藤文学が「百合族」という単語を選択した背景としては、日本の作家中条百合子宮本百合子)(1899-1951)とロシア文学翻訳家湯浅芳子(1896-1991)が1924年から1932年にかけて同居した際に、彼女たちが「精神的に」同性愛のような親密な関係にあったとする説が存在する*5

関連キーワード

日本語表記:百合
ひらがな表記:ゆり
ローマ字表記:Yuri

  • くだもの(日本での用語)

日本では、男性同士の恋愛を好む者を「やおい」ともいい、別称「やさい」とも言う。「やさい」の反対語が「くだもの」であることから。
ガールズラブと美少女同士が結ぶ「純潔」*6な友情の間に存在する感情。カップルのうちの一人はお姉様役である。

  • 百合っプル*7

百合関係にある恋人同士の略称、百合かつバカップルである恋人たちを指すこともある。女子同士のラブラブな様子を表わす用語。

  • S小説(エス小説)

大正から昭和初期にかけて流行した少女小説の一種。SはSister(姉妹)のイニシャルであり、姉妹のように親しい少女たちの精神的交流を指す。代表的な作家は吉屋信子。日本の近代文豪、川端康成は女性感情を描写することに長けており、S小説『乙女の港』『万葉姉妹』を著わしている。今野緒雪の『マリア様がみてる』シリーズは、現代におけるS小説の復活とされている。また、その物語の構造と背景は川端『少女の港』との関連性が深い。*8

変遷

日活ロマンポルノ出版の「レズもの」の主な消費者は男性であり、作者も男性であった。総じて、「レズもの」は男性の欲望を具現化したものであった。このジャンルが女性の欲望の対象となったのは、2000年以降のことである。
百合は今野緒雪ライトノベルマリア様がみてる』を起源として流行し、勢力がテレビ、テレビドラマ*9に広がったことで人気が高まった。いわゆる百合は、女性の欲望を主軸とするものになったため、女性の心理描写を重視し、女学生間の淡い友情ないしは恋情を指す。2003年に雑誌『百合姉妹』が創刊された。この際には、性愛にたいしてプラトニックな恋愛の要素がさらに強調された。
しかし、Hard百合*10やH百合といった単語は未だに存在しており、完全に消えたわけではない。これは、百合が時代の変化と共に進化と細分化を続けているからである。変化し続ける流れのひとつとして、ACG文化*11の隆盛に伴い、百合という単語ははACGにおける女性の同性愛やこれを思わせる描写を指すようになっている。百合という言葉が現実のレズビアンを指す場合はいまやますます少なくなっている。その後、日本においては、女性の同性愛を指す際には「レズ」という言葉が多用されている。ACG文化がグローバリゼーションとともに全世界に広がった現在、百合要素も又、動画・ゲーム作品の売り上げを保証する要素の一つとなっている。百合という言葉はACGを好む人々が熟知する言葉と成り、ジャンルの内情や特色も地域によって異なっている。
百合という言葉への見方もまた、地域からくる区別のため様々に異なる。日本では、一般的に百合とGL(Girls' Love*12)の大きな違いはないとされる。しかし、中国大陸と台湾においては、百合とGLの二語には大きな違いがあるとされる。ただし、文化交流の影響を受けて、日本の百合愛好者もまた、百合へ清純な印象を持つようになってきている。
2005年に、雑誌『百合姉妹』の後継として、一迅社は『百合姫』を創刊した。雑誌の内容は恋愛を主としており、性愛をも忌避しない姿勢をとっている。このことから、なにを「百合」と呼ぶのかは未だに定説がないと言えるだろう*13

百合内でのレベル分け

百合とGirl's Love(略称:GL)の区別

百合という言葉の定義は論争の的である。そして、百合と対義語でも、また類義語でもあるGLとの区別もまた曖昧模糊である。ただし、百合とGLは実質上完全に同一の概念である。
日本では、百合とGLの定義を明確に区別せず、語感のみによって使い分けるのが一般的である。日本における百合の歴史を鑑みれば、この言葉は本来、性愛と精神的な恋愛の双方を含んでいた。しかし、時間が進むにつれ、香織派*14のように、性愛を含まない百合の純粋さ・純潔さを重視する定義も出現した。一方で、語源の関係から、Boy's Loveの同義語であるGirl's Loveもまた猥褻性*15が低いとして、GLという言葉を用いる者もいる*16
現在の日本においては、同性愛者にまつわる性表現を好まない者もいる。そのため、性的な関係へ発展し、これを含む百合を「ガチ百合」、性表現を含まない百合を「ソフト百合」とする向きもある(ただし、このような区分は「同性愛者への差別」とも指摘されている)*17
中国大陸と台湾では、百合を純潔で精神的なもの、GLを肉体関係を結ぶ愛だとするBBSが存在する。中国では、百合の定義が独自の進化を遂げているとみられる。
強調したいのは、本来、百合=GL。この二語の定義は同じだということである。
ただし、日本の語源の発展を見ると、百合の分類は、さらに混乱しやすい概念を含んでいる。GLと女性同性愛への同一視である。

百合の分類

百合ジャンル作品は白百合、黄百合、紅百合、青百合などに分類できる。白百合は非常に純潔な百合である。いっぽうで、黄百合は成人向け要素を含む*18。同様に、紅百合と青百合は相反するものであり、紅百合はハッピーエンド、青百合は悲劇的な終わりを迎える百合を指す。*19

LES

以下、純潔度の標準を述べる。
百合とGLは一般的に、フィクション(ACGもしくは文学作品)*20における女性観の恋愛愛情や、曖昧な意味を持つ友情(最終的に恋愛愛情へと発展する可能性がある)を指す。
百合は女性間の恋愛感情を指す。しかし、恋愛を強調したものではない。またGL同様俗称である(友情からはじまり恋愛に終わる関係性もまた百合と言える)。
GLも女性間の恋愛感情を指すものである*21(BLと似て、GLも受け攻めの区分が可能であり、受け攻めの逆転も存在する。ここでの受け攻めはTP*22の区分とは異なる)。
LESは現実でのレズビアンを指し、タチ・フェムの区分がある。
TはLES関係において比較的中性的な側の女性のことであり、Tom boyの略。どちらかといえば能動的な側を指す。
PはLES関係において比較的女性的な側の女性のことであり、Pretty girlの略。どちらかといえば受動的な側を指す。
HはPとTのどちらにも属さない者であり、確固たる特徴はない。相手によって能動的にも受動的にもなれる存在を指す。*23

百合とGL

厳密に言えば、百合とGLの二語はどちらも女性の同性愛もしくは女性同士の関係に対する想像から生まれたものである。これらは、文学やアニメ・漫画作品を基に発展してきた。現実では、女性の同性愛については、レズビアンや女同志*24といった言葉が社会学ジェンダーの視点からも相応しい呼称であろう。*25

百合と偽百合

「偽百合」の定義は多いが、主なものは以下の3つである。
1. 弱気な男主人公がヒロイン(数は問わない)に女性と間違われ、好かれる場合。代表作は「処女はお姉さまに恋してる」。2. 男主人公に女装癖があり、ヒロイン(数は問わない)に女性と間違われ、好かれる場合。代表作は「まりあ†ほりっく」。3. 男主人公が様々な原因で女性に変身し、ヒロインに好かれる場合。代表作は「かしまし~ガール・ミーツ・ガール~」*26*27

社会現象

女性は男性より生まれつき同性を愛する傾向が強いと主張する心理学者もいる。一方、同性愛への態度については、異性愛者の男性はしばしば女性同性愛作品を好む。このような現象については未だ確立された説明が存在しない。類似の現象は、女性の男性同性愛への偏愛(アニメ・漫画でBLとされるジャンルのこと)にも見受けられる。BL愛好者は腐女子とも呼ばれる。一般的に見られる解釈としては、BLは女性の消費者に二人のイケメンを見せられるため、女性に好かれやすいとするものがある。この解釈は男性の女性愛作品への嗜好にも応用できるかもしれない。
そのため、男性をターゲットとしたアニメ・漫画作品に百合要素を加えることは、より多くのファンを惹きつける助けともなる。メディアミックスの一環として、ますます多くのアニメ・漫画作品が一定の百合要素を含むようになっている*28

*1:原注: 百合 (ジャンル) - Wikipediaより、2015年5月9日閲覧。

*2:訳注:中国語版Wikpedia 百合 (文化) - 维基百科,自由的百科全书ページからの引用であるとされるが、Wikipedeaの該当記事では「因日活浪漫情色(日活ロマンポルノ)电影《水手服 百合族》(セーラー服 百合族)而广为流传,渐成固定用语。」と、日活ロマンポルノ製作の映画『セーラー服百合族』と正しい説明がなされている。

*3:訳注:原文ママ

*4:訳注:原文ママ

*5:原注: 百合とは (ユリとは) [単語記事] - ニコニコ大百科より、2015年5月9日閲覧。

*6:訳注:「純潔」「純粋」といった言葉が日本同様のニュアンスで使われているかどうかはよくわからない。この二語は本訳では原文からの直訳とした。

*7:訳注:原文ママ

*8:原注:エス (文化) - Wikipediaより、2015年5月9日閲覧。

*9:訳注:原文は「电视、广播剧(ドラマ)」。テレビとテレビドラマが区別されているのは、前者がテレビアニメを指しているからか?

*10:訳注:原文ママ

*11:訳注:ACGはAnime, Comic, Gameの略語。ここにNovelを加えてACGNとする場合もある。中国語圏インターネットにおいてオタク文化とほぼ同義。

*12:訳注:原文ママ

*13:原注: 百合とは (ユリとは) [単語記事] - ニコニコ大百科より、2015年5月9日閲覧。

*14:訳注:おそらく中里一の個人サークル『西在家香織派』を指すもの。詳しくは香織派の謎および現代百合の基礎知識を参照されたし。

*15:訳注:原文は「猥亵性」。「エッチさ」くらいの意味だろう。

*16:原注:GirlsLoveFestival-WEB(少女恋愛(百合/ガールズラブ)・女の子同士カップリング作品ONLY)より、2015年5月9日閲覧。

*17:原注: 百合とは (ユリとは) [単語記事] - ニコニコ大百科より、2015年5月9日閲覧。

*18:訳注:中国では、黄色は日本でのピンク色のようなイメージを含んでいる。たとえば、中国における「黄色电影」が日本における「ピンク映画」だといえる。

*19:原注: 百合 (ジャンル) - Wikipediaより、2015年5月9日閲覧。

*20:訳注:太字は原文ママ

*21:訳注:本文は「GL也指女性之间的爱情,也同时参与性」。参与性の部分は意味が不明だったため省略した。

*22:訳注:本文で後述されるように、TPとタチ・フェムは完全には対応しない模様。

*23:原注: 百合 (ジャンル) - Wikipediaより、2015年5月9日閲覧。

*24:訳注:「女同志」の部分は原文ママ。「同志」は、中国では元は社会主義運動家が仲間を呼ぶために使う言葉であったが、現在は広く二人称としても用いられている。同性愛に関しては、台湾で同性愛者間での二人称として使われたのをきっかけに、中国大陸にも影響が及んでいる。

*25:原注: 百合 (ジャンル) - Wikipediaより、2015年5月9日閲覧。

*26:原注: 百合とは (ユリとは) [単語記事] - ニコニコ大百科より、2015年5月9日閲覧。

*27:訳注:わかりやすくするために番号をつけた。

*28:原注: 百合とは (ユリとは) [単語記事] - ニコニコ大百科より、2015年5月9日閲覧。

カプ厨的映画『キャロル』の感想

感想

百合を見に行ったらBLだった

原作は作者の自伝的小説かつ若書き。舞台は1950年代アメリカ。キャスティングルーニー・マーラケイト・ブランシェット。あと百合。その程度の前情報で見に行ったら図太いショタとスーパー攻め様というコンビのBLだった。
というところの『キャロル』。話自体は完全なる恋愛ものであって、ルーニー演じるデパートガール・テレーズにケイト演じるセレブ主婦・キャロルが迫りまくる。そしてふたりでアメリカ横断旅行なんぞやってのける。はー、百合だけどBLだ、そんな感想になるのも仕方がない。とくにタイトルでもあるキャロル様のスーパー攻め様っぷりがものすごい(後述)。
で、女性映画としての一面をもちつつ*1*2、原作や美術や衣装がすばらしいことになっているだけに、芸術性の高い感想がやたら取りざたされてますが(C/Rの展開の盛り上がりもすごいしね。)、大団円で終わっているだけあって、映画本体だけでもカプ厨が十二分ににやにやできるものになっている。かくいう私も、鑑賞中は「背景知識についてもっと予習しておけばよかった」と後悔したけれども、映画館の中が明るくなるころにはなんだかにやにやしていた。にやにや。なのでこの感想は主にカプ厨がにやにやしたところをピックアップしていくカプ厨の気持ち悪い文章です。それ以外のものはないのでよろしくです。

キャロル様はスーパー攻め様

スーパー攻め様ってクズよね(挨拶)。あ、ご挨拶遅れましたが私こういう者です。ええ、ええ、クズキャラってすばらしいと思いませんか……おや、あなたも……?
そんなクズ好きにおすすめのキャロル様(?)。映画を見終わってから、改めて計算してみてまずびっくりしたのがその手の早さです。なんせ、キャロルがテレーズに手を出すまでに、ふたりの出会いから1ヶ月も経っていない。そしてふたりでの旅行が始まってからは1週間しか経っていない。驚愕の手の早さ。これはクズがキャロル様であることを認めざるを得なくなる……うん?
とはいえ、それだけではスーパー攻め様認定をするの早計かもしれないので、ここでキャロルのスーパー攻め様たるゆえんをまとめてみると、

  • 手が早い
  • つばをつけるのも早い
  • 煙草が精神安定剤
  • 職業:セレブ主婦(離婚調停中、4歳のひとり娘を溺愛)
  • 元カノ(幼馴染)持ち。なにかあると元カノのところに行く。なにかあると元カノを家に呼ぶ
  • でも口では「とっくに別れた」とか言う
  • 今カノ(未満)がカメラ趣味と聞くやいやなやカメラとフィルムをプレゼントする
  • そのカメラを緩衝材も包装もなしでフィルムといっしょにアタッシュケースに入れた状態で持ってくる
  • 今カノに自分の香水をつける
  • 今カノに自分の香水をつけたあと、自分にも同じ香水を元カノの手でつけさせる
  • 今カノに自分の香水をつけたあと、自分にも同じ香水を元カノの手でつけさせたあと、香りを嗅がせる
  • ひとりで運転するのが嫌い
  • ひとりで運転するのが嫌いなので元カノに送迎させる
  • 元カノに今カノを迎えに行かせる(シカゴ←→ニューヨーク間。往復の運転距離を考えると……?)
  • あの手紙

「あの手紙」は映画館で確認していただくとして、個人的には、「ひとりで運転するのが嫌い」なのが特に心にひびいたところ。そのことを元カノは知っているけれど今カノ(テレーズ)は知らない、というのもにくい。精神安定剤の煙草は、時代背景が時代背景だけあって、登場人物がみな喫煙者なのだけれど、キャロル様の場合は、状況が状況なので、いらだってハンドバッグをかき回す場面が何度も登場してときめきがいや増す*3*4
ここでキャロル様の元カノことアビーの話をしておこう。アビーはキャロル様の元カノ兼幼なじみなのだけれど、このポジション、どうしてもBLor百合ではめちゃくちゃいいキャラになってしまう……というのはみなさんご存じだと思う。アビーもご多分に漏れず、キャロル様を気にかけるだけでなくテレーズにも気を遣うおひとなのである。夫とうまくいっていないキャロル様も送迎させるだけでなく、なにかあると会いに行く生活を送っていたらしい。その結果、娘さんまでがアビーにむちゃくちゃなついている。ついでに今カノとのごたごたがあったときもキャロル様が頼るのはアビーである。それはいくら「もう別れた」と主張しても夫のひとも疑ってしまうよキャロル様……。旦那さんへのこういう扱いも攻め様だよキャロル様……。

テレーズの生き方

映画の主人公であるテレーズ。茶色いボブカットにヘアバンド。ベッドシーン、文字通りのベッドシーンでは、彼女の髪束が白いシーツに散らばる様子がなんとも魅力的だった。キャロル様の目力は雄弁に語るけれども、テレーズの瞳は静かに語りかけてくるのだ……(?)。
さておき、公式サイトのストーリー紹介には、「自分が何を本当に求めているのか、真実の自分に向き合えない」、との言葉もあったのだけれど、実際の映画を見てみるとその印象は覆される。というか、そんな印象はなかった。
作中、テレーズの自己評価は「優柔不断」に近い。序盤、キャロル様とのランチでは、自分でランチに食べたいものも決められない、と自嘲するし、プロポーズされているという恋人のリチャードへの態度も決めかねているようにみえる。けれどもそのわりにテレーズは図太い。男子との争いごとを難なく切り抜けるさまを見ていると、いままでにもこんな場面を何度も経験してきたのだな、と否応なく思わせるなにかがテレーズにはある。テレーズは決して単なる優柔不断な娘さんではない。なにより、あのキャロル様の目力と向き合って、彼女は一度も視線を逸らさなかった。
で、この図太さが、なんというか、私にはどうにもショタっぽく見えてしまったのだ。*5じっさい、テレーズの髪型や服装は(特に映画後半は)オードリー・ヘプバーンを意識した?中性的なものになっていく。それが、キャロル様を見上げる、考えの読めない瞳と相まって、独特の存在感をかもしだしていた。
で、考えが読めない、といえば、テレーズの考えは映画中盤になるまで、ほんとうにわかりにくい。シチュエーションとして、ここでテレーズがキャロル様にときめいたのだろうな、と推測できる場面は存在する。しかし、ふたりの旅がほんとうにはじまってからでないと、テレーズがキャロル様のことをどう思っているのかがわからない。だからこそ、テレーズがキャロル様のことをどのように気にかけているのか、が分かった瞬間のカタルシスは、それはもうたいへんなものだった。
キャロル様へのテレーズの思いにも関連して、ルーニーが演じたからこそかもしだされた、テレーズの意思の強さ――ほんとうに「図太さ」と私は言ってしまいたい。この図太さのおかげで、キャロル様がスーパー攻め様なのはそれはそれとして、キャロル×テレーズのみならずテレーズ×キャロルの可能性も私には見えた*6。だからこそ『キャロル』という映画がいっそう魅力的に思えた。
ちなみに、『キャロル』のファッションの話をしておくと、私はどちらかというとテレーズのほうに惹かれた*7。特に映画終盤の、襟元に黒いラインがついた黄土色のブラウスがものすごくかわいかった。あれは普段使いできるやつだと思った。自分には決して似合わないけどw

百合恋愛映画としての『キャロル』

長くなってしまったけれどもこの項目が最後。冒頭でも言ったけれど、『キャロル』のエンディングは大団円。安心して映画の中のあんなシーン*8やこんなシーン*9やそんなシーン*10を思い返してにやにやすることが可能である。ただ、『キャロル』を心地よい百合恋愛映画にしている要素はもうふたつある、と私は思っている。
ひとつは同性愛への視線。大きく出てしまったけど、ようは1950年代の話ですよ。最近だと『エニグマ』なんかで非常に顕著だったのだけれど、同性愛が治療されるものだった話。けれども島国とは言えヨーロッパの一員のイギリスとは違い、そこはやっぱり合衆国、しかもニューヨーク。同性愛の治療はセラピストによるものだし、キャロル様と義父母とのお堅いランチでもなんとかニュートラルに話題に上らせられるもの。キャロル様本人にも、テレーズにも抵抗はまったくない。加えて、若い世代であるテレーズの元彼――名前覚えてます?リチャード――も、テレーズに「女学生」のようだと言ってはみるものの、さしたる抵抗感を示さないのだ*11
もうひとつは男どもの話、同性愛への視線にも関連してくるのだけれど、キャロル様の元夫のハージも、テレーズの元彼のリチャードも、決して悪いやつらではないのです。なんというか、どちらも、キャロル様とテレーズのことがなかったとしても、ひいてはキャロル様とテレーズが同性愛者じゃなかったとしても、彼女たちと別れざるを得なかった予感がある。とくにリチャードについては、相性というものを考えさせられる別れ方だったね……。ともあれ、そんな男どもの立ち位置とほどよい出番がまた、『キャロル』をストレスフリーな百合恋愛映画にしていたのかな、などと。

こんなんで

百合映画の感想を終わらせるってどーなのよ!とは思うので私が一番萌えたシーンを挙げておくと、

  • テレーズ:"Do you feel safe? With me, I mean?"のあと、キャロル様と同じ部屋に泊まろうとする
  • キャロル:テレーズと出会ってから最初のランチで使った口説き文句を最初のセックスでもう一度使う

でした。ではでは、来週は『忌まわしき花嫁』でお会いしましょう!(会わない

*1:BAFTA取れなかったことでレヴェナントと比較されたこともあってクラスタが「男の視点がないと賞レースに勝てねえのかよ」って燃え上がってますね。カプ厨としては萌えられればなんでもいいんで、そーゆーのは冷めた目で見ていたり……。

*2:これも後述するつもりなのだけれど、個人的には『キャロル』の主義主張が前面に出ていない、あくまでも恋愛映画の気持ちよさを作ることに徹していたところがストイックで気に入ったので。

*3:キャロル様がテレーズの煙草に火をつけるシーンもちゃんとあるよ!

*4:なお離婚調停相手の旦那さんはアルコールに逃げている模様。

*5:キャロル様が30代で、テレーズが19、という年齢設定――原作小説からの引用なので映画でのそれは不明。パンフレットを買っておくべきだったね――も関係あるかな。

*6:みんな見てるよ。

*7:キャロル様のミンクのコートなんかは、もう、ファッションの次元超えてたね。中学生のころからずーっと言ってるけど(フランチェスカ・リア・ブロック)、いい加減『ヘドウィグ&アングリーインチ』を見なければならぬ……。

*8:ピアノを弾くテレーズの背後に自然に忍び寄るキャロル様。

*9:ルート確認のためにモーテルの食堂で同じ地図を見ていちゃいちゃするキャロル様とテレーズ

*10:キャロル様との予定を手帳に書き込むテレーズ

*11:じっさい、年の差的にはリチャードはある意味正しい気がする。彼女がいきなり30代の男とつきあうと言い出したら、それだって同じような展開になる気がする。

2015秋アニメも折り返しを過ぎたいま、百合オタは何を見ているのか

2015年の秋アニメも折り返しを過ぎ、秋風が身に染みるようになったきょうこのごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
ことしのアニメは映画含めて百合的に豊作!ですが、ちかごろはどのクールにも1本どころか2、3本は百合アニメが存在するというこの状況、百合オタとしてはうれしいことこのうえないです。
そんななかでの2015秋クール。一百合オタが何を見ているのか。ちょっと整理してみようかと思います。

継続確定アニメ

緋弾のアリアAA

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アニメ「緋弾のアリア」AAは、2011年にTV放送された「緋弾のアリア」のスピンオフ作品であります。ポジションとしては、「とある魔術の禁書目録」に対する「とある科学の超電磁砲」。さらに言えば、主人公が佐天さんで、主人公の周りに彼女のことがすきな女の子や百合カップルがぞくぞく集まってきて百合ハーレムを形成したりさまざまな百合模様が展開されていったりするお話なのです。そんな話が百合オタにとってたのしくないわけがない!!!
いままでありそでなかった百合ハーレムアニメ。スピンオフ元主人公の出番は微々たるものなので安心安全の作品でもあります。

緋弾のアリアAA

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アニメ「緋弾のアリアAA」は1話から原作とのズレをすこしずつ増やしていくことにより、原作とは違う展開を予感させて原作組をも惹きつけるスタイルを取っています。なかでも、アリア先輩とあかりちゃんコンビの関係が原作より大幅に強化されているという特徴があります。
「戦姉妹制度」という、先輩が後輩を指導するシステムが、このふたりの関係の中心を占めているのですが、要はちょっとツン気味なちっこかわいい強い先輩と先輩大好きなちっこ弱い頑張り屋さんの後輩、という王道の先輩後輩百合です。
原作既読組からすると、原作者の赤松中学先生は、スピンオフ連載当時はできなかった*1、アリア先輩関連の百合をアニメでリベンジしているのかしら、なんて邪推もあります。

緋弾のアリアAA

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アニメ「緋弾のアリアAA」の先輩後輩百合、といえば、アリアあかり以外にももう一組・ライカ麒麟が存在します。とくにCV悠木碧麒麟ちゃんはその声にぴったりな、お人形のようなかわいらしさからアニメ視聴組に人気が高い傾向にあるっぽいです。よきかなよきかな。
こちらの先輩後輩は、とにかく後輩の麒麟ちゃんが積極的で、先輩のライカは強いけれどもかわいらしい麒麟ちゃんにひたすら赤面させられる側。というのも、麒麟ちゃんの専攻がそもそも「女性専門要員、それもタチ向け」のハニートラップであり、ライカの赤面シーンがアニメでは満載されていて、またどうにもかわいらしかったりするのだ。お互いがお互いを大好きな百合ップルって見ていて本当に気持ちいいんですよね。

緋弾のアリアAA

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アニメ「緋弾のアリアAA」の感想で「クレイジーサイコ」と書かれると、原作組としては首をひねってしまうわけです。この作品にはほぼほぼクレイジーサイコしかいないので、誰を指しているかが特定できないんですよね。でもまあ、おおかたは志乃ちゃんのことを指しているのでしょう。2話は衝撃的でした。あ、上はあかりちゃんの枕を手に入れてご満悦な志乃ちゃんの図です。
個人的には、あかりちゃんの妹さんに速攻で心射貫かれたり、原作でもどこかの美人にけっこう弱かったりするあたり、美形に弱く意志も弱いという志乃ちゃんの一面(妄想かも知れないけど)もまた大好きです。

緋弾のアリアAA

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志乃ちゃんの話をしたからには麗様の話もしなければならないでしょう。なぜそうなのかは今日(11/17)から各地にて随時放送されるアニメ「緋弾のアリアAA」7話、「あかり争奪戦」をご覧いただき、同じ女の子を好きな女の子どうしの百合を楽しみながらご理解いただくとして、麗様です。このひとは麒麟ちゃんにべた惚れのライカお姉様とはまた違ったタイプのロリコンです。じゃなきゃロリ双子を付き従えて「笑え」とか言ってません。あかりちゃんに銃をつきつけてこんなたのしそうな顔してません。そして志乃ちゃんがそれに気づかないわけもなく……7話に続く。

まとめ

最近はプライベート(?)が忙しくてなかなかアニメを見ることやラジオを聞くことができていませんが、アニメ「緋弾のアリアAA」をなんとか楽しんでいます。今週は感想が間に合いませんでしたが……。
ともあれアニメも6話の折り返しを過ぎていよいよ7話。百合ん百合んな人間模様が混乱していく様をお楽しみください。



###緋弾のアリアAA情報はこちら###
ネタばれなし作品紹介:「緋弾のアリアAA」はこんな百合好きにおすすめ - death not visited
TVアニメネット配信情報:アニメ緋弾のアリアAA・インターネット配信まとめ - death not visited
原作既刊情報:はじめての『緋弾のアリアAA』 - death not visited

*1:なんせアリア先輩はスピンオフ元のヒロインでもあり、原作「緋弾のアリアAA」での出番はけっこう少ないんである

百合厨がアニメ『緋弾のアリアAA』第5話を見てみた

ネタばれなし作品紹介:「緋弾のアリアAA」はこんな百合好きにおすすめ - death not visited
TVアニメネット配信情報:アニメ緋弾のアリアAA・インターネット配信まとめ - death not visited
原作既刊情報:はじめての『緋弾のアリアAA』 - death not visited
###以上、前置き###


タイトル通り、アニメ『緋弾のアリアAA』第5話を視聴した百合厨のゆるゆるーっとした感想文です。なお、私はコミックス原作を全巻読んでいます。

OP前

あれっ、夢オチは??夢オチは?!ってなわけで、今回のOP前はスタイリッシュ回想です。このかっこいいBGMにもすっかり慣れてきましたねえ。せっかくなので、こちらでもストーリー復習を。長めなのでコーナー独立、興味ない方はささっと読み飛ばしちゃってくださいな。
さて、主人公・間宮あかりちゃんは武力を持って殺さずに犯人を捕まえる武装探偵・武偵を養成する高校の1年生。でも落ちこぼれ。最強武偵の神崎・H・アリア先輩に憧れています。
あかりちゃんは直接先輩に指導を受けられる戦姉妹(アミカ)制度を利用し、アリア先輩の試験の末、「仮の戦姉妹」として認められます。試験の際にアリア先輩に奪われた銃を手許に取り返せば、正式な戦姉妹になれる、という条件付きで。
そんなあかりちゃんが、友人の佐々木志乃、火野ライカ、ライカの戦妹島麒麟とともにチームを組み、あかりちゃんをいじめてくる(?)高千穂麗お嬢様率いるチームと学校行事「カルテット」で対戦することに。果たして勝負の行方は――。
ここでカルテットのルール「毒の一撃(ポワゾン)」も確認しておくと、
というのが前回まで!では今回もOP、本編へ~~~。
ここで、志乃ちゃんの説明に従って、カルテットのルールを確認してみましょう。
・両チーム「クモ」「ハチ」にそれぞれ別れ、攻撃フラッグを各構成員に配布する
・守るべきフラッグには「目」のイラストが描かれており、これを相手チームの攻撃フラッグに刺されることでフラッグ所持者は退場
・高千穂班(麗さま・ゆゆ・やや・風魔陽菜=アリア先輩と情報のやりとりをしていたくノ一ちゃん)が「クモ」、間宮班が「ハチ」
バトルフィールドは市街地
・武器の制限はなし。ただしゴム弾使用
・攻撃フラッグが折れたら使い物にならなくなる←New!
……といったところ。ではでは、本編にゴー!

Aパート

まずは最終打ち合わせ!前回、あかりチームを麒麟ちゃんの元戦姉・理子ちーが指導したこともあり、麒麟ちゃんが音頭をとっております*1。攻撃フラッグは折れたら使い物にならなくなる、ということもあり、守りたいフラッグは土に埋め、攻撃フラッグは服の下に隠す、という作戦をとったあかりチーム。攻撃担当はあかり志乃、守備担当はライカ麒麟であります。敵のフラッグの隠し方がわからないため、あかりちゃんの手には汎用のピッキングキーが。それを監視する麗様チーム……は情報を手に入れご機嫌ですね。麗様、もうすでにあかりちゃんしか見えてない発言になっちゃってますw効いてる効いてるぅ~*2
あかりちゃん、「アリア先輩が見てる」……と気合い。ここの頭がもう、かわいい!!!同じショットのアリア先輩もかわいい!!!アリア先輩の角型髪飾り大好き!!!と頭が丸いことが大好き(?)勢としては興奮必至のカットでありました。そして、もうひとりこの戦いを見守る人物もとい理子ちーがオペラグラス片手に怪しい笑みを……この試合、ふつうに通行人がいるなかで行われるんでしたっけね。そんなことを思った途端に通行人に変身していたゆゆややが正体を現す!一気に緊張感がスピード感に変わります。
特訓の甲斐あって、あかりちゃんのツインテールを両側からひっぱるという子供かwと突っ込みたくなる攻撃をダブルラリアットで重戦車のごとくなぎ倒した志乃ちゃん。自身の攻撃フラッグをあかりちゃんに預けます。と、試合場内に怪しい人影、もといスカートの一ひねりが――
ところ変わって守備陣・ライカと麒麟の元にも、風魔が現れます。やりにくい相手だと認識しつつも、「妹は姉が守る!」と啖呵を切るライカ。麒麟の手が汚れていることに注目し、「フラッグは近くに埋めてござるな」と疑う風魔との、「目はあたしと合わせろ!」「目は、つぶすものでござるよ」というなんらかのフラグが立っていそうな会話がやたらかっこいいw風魔のはった煙幕のなか、麒麟ちゃんの悲鳴が響き――またもやスカートの方が。場面が変わるごとにアリア先輩が映るのは、大局を見ていることの表現だとして、怪しい人影の正体とは?アリア先輩もまたこの問いを探るべく、誰かに電話したようで。
さてさて、あかりちゃん、ついに麗さまが守る、高千穂チームの「目」の元に辿り着きます。場所は怪しげな二輪車駐車場、あかりちゃんから大量の自転車に隔てられた目のフラッグは2メートルもあろうかという高さの土の山に埋められております。さらに麗さまの持つ銃は、ゴム弾使用でも、一撃で自転車をぶっ飛ばせる物騒な代物。あかりちゃんは、自転車に隔てられているという距離のせいで麗様に弾を当てることすらできません。控えめに言っても絶体絶命のピンチ!
そんななか、またしてもカメラは見守る者たちの側へ。そう、今度は理子ちーです。どうやら理子ちーが、麗様の性格を予想して、駐車場で決戦する、と予想してお膳立てをしていたようなのです。理子ちーの会話の相手が風でスカートを押さえ――はい。あのひとです。あのひとです。ともあれいまは試合に集中だ!ライカは麒麟ちゃんを守ってまだ戦っているぞ!そんでもってあかりちゃんはピンチ継続中!なんですが、ここで麗様の挑発が入ります。
麗様、アリア先輩に戦姉妹申し込みをするも、断られ*3た過去があったらしい。ついては現在の戦姉妹がへっぽこなあかりちゃんであることに、アリア先輩への失望を覚えた、という。そんな挑発に、アリア先輩を悪く言うのは許せない!と飛び出したあかりちゃんにゴム弾命中!Bパートに続く!

Bパート

1話での、体操着の試合でやられっぱなしだったシーンの再現のように、ものすごーくたのしそうに麗様があかりちゃんをなぶってます。見守るアリア先輩もはらはらするなか、あかりちゃん、「戦闘は臨機応変に!」という前回のアリア先輩の言葉を思い起こして、周囲を観察。すると、いかにも怪しい、ピンクのバイクが。きゃっほい!そのりぼんには見覚えがあるぜ!まあ、当のあかりちゃんは気づいていませんが……。麗様はというと、さっと対応、あかりちゃんの頭にゴム弾を打ち込むわけですが……そこはど根性の間宮あかりであります。訓練したんだ!とバイクにしがみつく!土の山に乗り上げる!自分はジャンプして回避する!
一方、ライカ・麒麟コンビもまた、あかりちゃんの様子に気づき、戦闘から脱出!バイクに攻撃フラッグが結びつけられていることに気づいた麗様は打ち落とそうとしますが、そこにかっこよく志乃ちゃんが登場して銃をはじきます。ここの連携プレーの気持ちよさ!そして、無事、高千穂チームの「目」にあかりチームの攻撃フラッグが刺さる!ライカは自チームの「目」の行方を気にしますが、そこはさすがの麒麟ちゃん。あかりチーム含めて、「目」のフラッグを埋めたと見せかけておいて、実は自分の服の下に隠し、攻撃フラッグのほうを埋めていたのでした。というわけで、あかりチームは完全勝利!チームメンバーも集まって、4人で大喜びです。対する麗さま、ドラム缶にはまってしまう……。
しかし、話はここでは終わらなかった。ここでついに姿を現した黒いスカートの主。少女は、なにを思ってか、駐車場の周りに組まれた工事現場の金属板やらなにやらを落下させていき、またもや絶体絶命っぽいピンチが。ここで、アリア先輩の電話していた相手、スナイパー・レキが活躍の場を得ます。金属板を狙撃して、軌道をずらして行くも、麗様と、彼女を助けようとしていたあかりちゃんは埋もれてしまう。そんななか、あかりちゃんが持ち技を発動して無事脱出――あれ、いまあかりちゃん麗様をだっこしてた?!あかりちゃん麗様を抱っこしてませんでした?!?!?!!!!!
……こほん。ともあれ結果的に4人+麗様は無事に崩落を乗り越えまして、ゆゆややに迎えられた麗様はあっさり去っていく。とともにレキを従えてアリア先輩*4登場。あかりちゃんをねぎらいますが、彼女の「技」のことがやはり気にかかっている様子。さてさて、今回の事件は、偶然か必然か――アリア先輩もまだ気づけていない陰謀を残して、次回に続く!

全体として

ここからは原作ファンの戯れ言。最後の某さんの、「あなたは悪党?それともお人好し?」の問いかけ、絶妙なものがありました。「緋弾のアリアAA」での理子ちーは、メインのストーリーに大きく関わってくることはないのですが、彼女のスタンスにメスを入れるようなひとこと、理子ちーの掘り下げがすこし進んだ気がして、私はすごくうれしかったです。イー・ウー時代のこと、意外にわかっていないことも多くて、赤松先生がそれを明かすつもりかどうかは不明ですが、これからの原作コミック「緋弾のアリアAA」の展開にもすこし関わってきそうでたのしみなところであります。それに、発言者自身「悪党かお人好しか」の線上を歩いているという事実もありますしね*5
ではでは、本日(11/10~)放送の第5弾も楽しみにしていきましょう!

*1:ちなみに、原作では、麒麟ちゃん加入付近で、アリア先輩があかりチームを評して「小ずるい参謀役がいれば」なんてことをつぶやいてたりします

*2:とはいえ、×××とは関係なくとも、志乃ちゃんにせよ麗さまにせよ、あかりちゃんに惚れる理由を周到に用意している、というのがまた「緋弾のアリアAA」のよきところなのであります

*3:関係ないんですが、アリア先輩を選んだことに麗様のちび好きが関係していたのかどうか、すこし気になるところ

*4:ふたりの身長差、ひさしぶりに見ると萌えるものがあるなあ……。アリア先輩とレキの、このころのドライな関係にはほんとうにぐっとくるものがある

*5:ただの、自分の萌えに忠実なオタク、ってやつでしょうけど