NMB48のTEPPENラジオ 第245回(2013年5月21日放送)の話

抜粋ですが、文字起こしをしてみました。みるきーこと渡辺美優紀とあいにゃんこと福本愛菜がパーソナリティを務めたラジオ番組、TEPPENラジオのうち、私の記憶にもっとも強く残っている回で、間接的に、私がみるさや(逆は不可)にハマるきっかけになった回でもあります。
二人の会話の間を再現するために、できるだけ相槌や意味のない言葉など、そのままにしています。ですが、もともとの音声を聞いていただくのが一番かと思います。20分足らずの番組ですので、是非どうぞ(ソースとして、動画リンクをこの記事の最後に貼っています)。
※以下、みるきー→み、あいにゃん→あ としています
※便宜上みるきー→愛菜の呼び方は「愛菜」としていますが、実際は「愛菜」と「あいにゃん」の中間くらいの感じで呼んでいます。「あいにゃ」くらいのイメージです。あいにゃんも自己紹介時にときどき噛みます。なにゃこちゃん。

あ「さあきょうも、番組にたくさんメッセージが送られてきています、みなさんありがとうございまーす」
み「ありがとうございます」
あ「えー、大阪府枚方市にお住まいの、マサさんからのメールです。『みるきー、あいにゃん、こんばんわるきー』」
み「うん」
あ「『僕は、最近、もしきょうが地球最後の日なら、TEPPENラジオを聞きながら最後を迎えたいと思ってるんですが、みるきーとあいにゃんは地球最後の日になにをしたいですか?』すごいやんこれ。地球最後の日にTEPPENラジオ聞きたいって思ってくださってるって」
み「えっ、うれしい。やばいで」
あ「すごいやん、こんなん」」
み「私、地球の話したら」
あ「うん」
み「ちょっと……」
あ「なに?考え込んでしまう?」
み「つらい。つらいんですけど」
あ「つらい。そんなんだったら聞くのは申し訳ないけど地球最後の日に何したい?」
み「ふふっ……そうやんなあ」
あ「うん」
み「寝たい」
あ「寝たい」
み「うん」
あ「えっ、それはもうあかんて」
み「寝ながら」
あ「寝ながら最後を過ごすの」
み「最後を迎える」
あ「えー!絶対いや!遊びたい愛菜」
み「え、何して」
あ「ええ、何したいやろ……うーんとまあ、とりあえず、地球最後って分かってたら、会いたい人に全員会いに行くな」
み「ああー、……人か」
あ「うん」
み「まあ、ほんなあ」
あ「だってもう、会えへんくなるやん」
み「そうやなあ」
あ「会えへんし、もう感情がなくなるやん、全員」
み「そうやで」
あ「なあ。だから絶対会いに行く、会いたい人にさ」
み「でもさ、会ったところでさ、逆に考えたら、一生会えへん人と、今会ったからなんなん?」
あ「……えっ、違う違う違う!一生会えへん、あー、これからってこと?」
み「これから、会えへんし、自分もいなくなるのに、会って意味があるの?」
あ「いや、その、地球最後で、終わっちゃう直前に、ああ会えてよかったっていう気持ちで終われたら、幸せじゃない」
み「……あー、幸せ。たしかに」
あ「はははっ」
み「幸せやな。それは」
あ「そやろ、幸せやろ?そう、そういう気持ちになって、だって寝てたらもったいなくない?なんも分からんまま」
み「え、いいやん。なんも。寝てる途中でさ」
あ「うん」
み「地球なくなったらさ、つらくないやん」
あ「へええー!いや!絶対たのしい気持ちになって終わりたいもん愛菜。そういうのってたぶん、絶対な、次に生まれ変わったときに、そういう気持ちでたぶん生まれ変われる」
み「えっ」
あ「前世みたいな、絶対」
み「えーっ」
あ「また前世の話するけど。ほんまに、なんかそういう感情で、」
み「またそうやって愛菜はもう」
あ「ちゃうねん、たぶん前世とか生まれてくると思う」
み「そう?ほんまにそういう話好きやなあ」
あ「ほんまに好き」
み「前世」
あ「あははっ。え、みるきーが地球とかそういうの好きぐらい好き」
み「うーん……まあでも、地球最後の日は、考えたくないよね」
あ「地球最後っていうそういうあれを?」
み「うん、うんうん」
あ「現実で受け止められへんみたいな?」
み「うん、無理。いやや。やり残したこといっぱいあるねん」
あ「でも、あだからそういうことをちょっと、やるとか。ほんまにやりたいこと」
み「でも、やったところでさ、なにもないからやらへん」
あ「いや、そんときに、満足した気持ちを得られるで。たのしいとか、だってずっとしたかったことできひんまま終わんの、いやじゃない?……いやじゃない?」
み「でもずっとしたいこと簡単にできひんねん。やっぱさ、たとえばお仕事で、まあたとえば空でコンサートがしたいとか、であるとしたら、人集めらんなあかんやん。でもその人たちも地球最後の日やから集まってもらえへんやん。だからもう無理やねん。一人で死ぬしかない」
あ「じゃあもうどっか、すごい人が集まってるとこで歌いだそ、マイク持ってきて」
み「あー、そうしようか」
あ「うん、それがいいと思う」
み「えっ、でも無理やん。音響さんとかだってさ」
あ「あっそっかあ」
み「地球最後の日やねん」
あ「もうそんときはラムネのマイク持っとけ!へへっ」
み「ひとりぼっち。だって地球最後の日にさ」
あ「ひとりぼっちじゃないって!」
み「私に会ってくれる人なんているわけないやん」
あ「いやいやいや、なにをおっしゃってるのあなたは」
み「家族しかおらんな」
あ「いやでも家族でも一緒におれたらいいやん」
み「……うん」
あ「やろ?」
み「しかおらんねん」
あ「しかとか言わないっ。おるよそんなん。みんな絶対集まりたいと思ってるしかもファンの人とかも絶対みるきーに、最後」
み「そんなわけないやん。私に会いたいわけないやん、最後の日に」
あ「いやいやいやもう。やばいやん、すごい、来てるで、ネガティブの感じが」
み「(咳き込む)」
あ「いやもう、噎せてるし!このタイミングで。でも美味しいもの食べて、みんなでわいわいして、」
み「うん、」
あ「うん、最後を終えたら絶対たのしいと思う愛菜は。そうしたい」
み「愛菜は楽しんで下さい」
あ「……いやいやみるきーも楽しんで!そこは一緒にたのしもっ」
み「うん……」
あ「じゃあみるきーもおいで」
み「え、ぜったい呼んでくれへんやん」
あ「え、呼ぶよぜんぜん」
み「え、呼んでくれへん」
あ「呼んだら来てくれんのじゃあ」
み「そんな無理しなくていいよ」
あ「違う!違う!一人いややねん、やろ?だからおいでよ」
み「いい、いいって。だって行ったところで別に来てほしいと思ってないもん誰も」
あ「いやもう!ほんまに、もう……あかん!もう絶対もう、みなさんじゃあ、じゃあもうマサさんといて!」
み「え」
あ「送って下さった方と」
み「え、だってそんなん。私といたくないってマサさん」
あ「いやもう、もうぜんぶそのオーラが出てるやん!いたくないやろみたいな」
み「がんばるわ」
あ「うーん」
み「誰かいてくれる人がいるといいけど」
あ「探そっ。大沼さん*1がいてくれるって」
み「絶対そんなわけない」
あ「オッケーしてるよほら」
み「えっ。絶対嘘や!そうやって裏切るんでしょどうせ!その地球最後の日になったら!」
あ「違う、あははっ」
み「ちょっと大沼さん、そんな簡単にオッケーしないでください」
あ「あはははははっ」
み「もっと責任をもってオッケーして下さい」
あ「あははっ、大沼さん笑顔で丸してたやんほんまに。オッケー全力で丸してたな今。ふふっ、そりゃねたのしく終われたらいいんですけどね」
み「はい」
あ「あんま考えたくないけどね」
み「まあ地球最後の日は来ないと思っときましょ」
あ「そやで」
み「うん」
あ「うん。たのしく人生おくろっ?ふふっ、はい!ということでメッセージありがとうございまーす」
み「ありがとうございます!」





※音声ソースはこちらからお借りしました。ありがとうございました。

*1:番組ディレクター