百合厨がアニメ『緋弾のアリアAA』第4話を見てみた

ネタばれなし作品紹介:「緋弾のアリアAA」はこんな百合好きにおすすめ - death not visited
TVアニメネット配信情報:アニメ緋弾のアリアAA・インターネット配信まとめ - death not visited
原作既刊情報:はじめての『緋弾のアリアAA』 - death not visited
###以上、前置き###


タイトル通り、アニメ『緋弾のアリアAA』第4話を視聴した百合厨のゆるゆるーっとした感想文です。なお、私はコミックス原作を全巻読んでいます。

Aパート

あれっ、OP変わった?というイントロ……で始まるアリア先輩とあかりちゃん、アイドルユニットになって、コンサート会場からの登場です。というわけでいつもの夢落ちですw相変わらず後ろ頭がかわいい……のはさておき、登場してから30秒もしないうちにアリア先輩の口からあかりちゃんのアイドル卒業発表が。なにかと思えば、あかりちゃんがEランクのまま前進していない、ということが取り上げられます。4話にして、新キャラも新しい人間関係もどっと増えているので、良いタイミングでの復習ではないでしょうかwそんなアリア先輩の新ユニットのメンツ、志乃ちゃん・ライカ・理子ちー……黒メーテル*1……麒麟になぜかののか(あかりお姉ちゃんの妹だよ!)……なんつーばらばらなメンバーだよ!……とたぶん誰もが心の中で突っ込んだところでののかがあかりちゃんを起こしにやってきます。間抜けなかわいい寝顔ですwあっ、ちなみにののかの顔見せもここではけっこう重要なんですって!というところでOP、本編へ~~~。
さてさて、夢見が悪くて凹んでいるあかりちゃんとライカ。から、ここで武偵高校生徒会長・我らが星伽白雪嬢が正式登場であります!志乃ちゃんを引き連れて……。
彼女の用件は、次週行われる「カルテット」=4人対4人の実戦テストの組み分け申請について。あかりちゃんはアリアのことばかり考えているから集中力が落ちている、というライカのからかいもかるーくスルーして、楽しそうな志乃ちゃん*2が言うことには、インターン=中学3年生を組に入れることも可能とか。ここの引きで、表情ははっきりとはわからないものの、汗を飛ばしていたり真っ赤になっていたりするライカがツンデレながら麒麟ちゃんを「入れてやってもいい」と決めるのがたいへんかわいらしいw
ついで、カルテットに勝利すればランクアップの可能性も!ということで、あかり・志乃・ライカ・麒麟のカルテットが決定。3人ともそれぞれなりに闘志を燃やすところで、志乃ちゃんと白雪ちゃんの戦姉妹締結が発表されます。志乃ちゃんと白雪ちゃんが戦姉妹になりました、ええ……。
とはいえここでは、まだこの戦姉妹締結のエピソードは述べられず、あっさり2昼夜?経ってカルテットの組み合わせ発表へ*3。かるーくお色気作戦専攻・麒麟ちゃん所属のCVRが説明されたところで、高千穂麗様キター!!!ええ、このお方があかりちゃんを1話でボコってこれからカルテットの相手にもなるという高千穂麗さまでございます。例の風魔陽菜を引き入れていることもアピールしつつ、カルテットメンバーへひととおり喧嘩を売って*4「なかよしこよし」で作ったあかりちゃんの班では自分たちには勝てない、と宣言します。
一触即発の空気!を変えたのはアリア先輩。武偵高校では私闘禁止なんですよね。で、渡りに船とばかりに4人はアリア先輩にカルテットの件を相談して、結果、麒麟ちゃんの元戦姉・理子ちーに稽古をお願いし、志乃ちゃんのおうちでお泊まり会しつつ準備することになります。麗様も実はアリア先輩の戦妹志望だったのだ!というお風呂シーン*5を挟みつつ、話はさらに翌日、志乃ちゃん宅のお泊まり会に進んでいきます。ここで再び、ののかが登場。しっかりした妹だと褒められたり、志乃ちゃんのハートを打ち抜いたりもしますが、なぜかののかの目がよく見えず*6、志乃ちゃんに誘われたこともあってお泊まりに加わることに。「姉妹とも*7ご宿泊!」
ここで、志乃ちゃんの説明に従って、カルテットのルール「毒の一撃(ポワゾン)」を確認してみましょう。
・両チーム「クモ」「ハチ」にそれぞれ別れ、攻撃フラッグを各構成員に配布する
・攻撃フラッグには「目」のイラストが描かれており、これを相手チームの攻撃フラッグに刺されることでフラッグ所持者は退場
・高千穂班が「クモ」、間宮班が「ハチ」
バトルフィールドは市街地
・武器の制限はなし
……と、コーチ役の理子ちーも登場したところで、Bパートへ!

Bパート

理子ちーの特訓内容とは、
・志乃ちゃん→双子(ゆゆ・やや)対策
・ライカ→強いからこそ守備役。目隠しで攻撃を受ける訓練
・あかりちゃん→乗馬マシーン
ですが、意図はあかされず、盗撮していた麗さまがあかりちゃんに爆笑するばかり。ここはコミカルなシーンでいいとして、理子ちーとののかちゃんのシーンが挟まれます。「いい子は早死にする」意味深な台詞を理子ちーが残して、特訓はひとまず終了。あらためて志乃ちゃんが白雪ちゃんと戦姉妹になったエピソードが語られます。
初対面にて、白雪ちゃん、志乃ちゃんを見てひとこと、「あなたの心には、誰かへの一途で強い思いがあるのね」
続いて、「あなたと私はきっと似てる」「その思いを遂げるのに、役立つ訓練をしながら、私の戦姉妹にふさわしいか見させてもらうね」「手料理は愛情を伝える、大和撫子の伝統の技だよ!」「餌付けは根気よーく!」「赤外線カメラは下着よりも水着に対して効果的!」*8
……ここのパートは、言葉による説明は不必要かと思われます。
さて、特訓の一日も終わり、理子ちーは去り、それぞれのしっとりした時間がはじまります。麒麟ちゃんはライカに、戦姉妹になってほしいと申し込むきっかけになった一目惚れを語り、志乃ちゃんはあかりちゃんの枕を手に入れ、あかりちゃんは、まだまだ特訓です。そこへ、差し入れとおぼしき紙袋を手にしたアリア先輩がやってきます。
カルテットに向け、がんばりすぎるほどがんばる理由は、「高千穂さんにかけられた『無理』という言葉は、アリア先輩に禁じられたものだから」と語るあかりちゃん。ここでのふたりの会話は、相づちと台詞がぴったりかみ合っていて、打てば響く、の感があります。と思わされたところで、アリア先輩もまた、「もう、だいぶ経つわねえ。あんたがあたしの戦姉妹候補になってから」、と感慨を述べます。第1話からずいぶんと時間が経った気が、こっちでもしますからねえ……。また実際に、いろんなことがありました。
アリア先輩が月光に髪をうつくしくなびかせるなか、アリア先輩とあかりちゃんが一対一で戦うことに。あっさりとあかりちゃんを倒しながらも、あかりちゃんの成長を認め、アリア先輩は、
「あんた、だんだんあたしに似てきたみたいね」
そして、もうひとり、アリア先輩とあかりちゃんに共通点を見いだす理子ちーも見守るなか、いよいよカルテット開戦、次回に続きます!

全体として

アリア先輩とあかりちゃんの関係性がひさしぶりに正面から描かれた今回、あかりちゃんの知らない場所で行われる、風魔の報告はありませんでした。果たしてそれがどのようにカルテットとカルテット以降に関わってくるのか――?
原作組としては、「ゆゆ、やや、笑え」「ゆゆ、やや、止め」でもう爆笑してしまいましたね。麗さま-!麗さまや-!!!麗志乃の対峙が原作より増やされているのも、もちろんにやにやどころでありました。
ちなみに、白雪ちゃんの背後にあった掛け軸をぐぐったところ、こんな情報が。


うーーーん、深いです(?!)。
ではでは、本日(11/03~)放送の第4弾も楽しみにしていきましょう!

*1:スピンオフ元の主人公が助走したときの呼び名です。ものすごくどうでもいい情報ですね

*2:どう見ても嵐の前の静けさにしか思えない

*3:アニメ『緋弾のアリアAA』では、光と影の表現に連動して、時間経過がかなりしっかりと管理されているように見受けられます

*4:「CVRの戦妹なんてなんに使うのかしら」ってのは、麒麟ちゃんの「特殊」から考えてそういうことです。麒麟ちゃんはCVRのなかでも「レズビアンのタチ専門」なのであります

*5:感想で鳥取鳥取言われてたからどんなのかと思いきや、すごく自然なアピールじゃないですかw

*6:ここは重要な伏線なのでご注目

*7:姉妹丼ならぬ

*8:原作最新10巻で、白雪ちゃん、志乃ちゃんのために特殊なプログラムを組んでる、とか言ってましたが、このころから十二分に特殊でしたね……