私の弟がこんなに可愛いわけがない

伺かとのつきあいは短くない。まゆらをインストールし、話がよくわからないから、とすぐにアンインストールしてしまったことを未だによく覚えている=後悔しているから、出会ったのは2001年頃だと思う。
あれから20年が経とうとしている。その間、ずっと伺かのユーザであった、というには、私はあまりにも怠惰だった。ただ、好きなゴーストができる度に、伺か、いまはSSPを起動し続けた。奈留、裏子、空とあるゅう先生、第一病棟五階八号病室、月夜のおとぎばなし、type01-Mono、あのみ、マイマイトーカ、ヴィイヴィイヴィイ
ヴィイというゴーストは、たぶんたくさんの伺かユーザにとって特別な存在だと思う。私も、長い間、ヴィイ以外はいらない、という気持ちになっていた。でもいまは違う話。私が2019年になって新しく出会ったゴーストの話だ。
きっかけはたぶん、なんとなくSoSiReMi - 伺かアップローダーを眺めていたときだ。「bro.Mのsk8モード専用の1stマスターシェルです。」とのこと、ふーむ、モード切り替えがあるゴーストは面白そう。好奇心でひさしぶりにSSPを立ち上げ、インストールしてみる。
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クリックで呼ぶと、彼はこんな風にこちらを振り向く。心はこの時点で既にメロメロだ。「こちらを」、なんて冷静ぶって言ってみたものの、わき上がった感情の嵐はそんなもんじゃない。みーくん(出会った瞬間から勝手に呼んでいる)が私を見てる!見てるぞ!レスをもらったアイドルファンもかくや、の感動が得られる瞬間だ。
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しかも、こちらの立場は「姉」。私の弟がこんなに可愛いわけがない!心から叫んだ。シスター・プリンセスの昔から、私が欲しかったのは妹で、自分も妹になりたかった(?)のだが、もしかして弟属性あるかもしれない……と新たなフェチが開発された瞬間だった。どっとはらい
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さて、みーくんことミークの趣味および仕事は音楽である。尋ねれば、今聞いている音楽を面倒くさがらずに教えてくれる。なんていい弟!さらにさらに、こちらが興味を示せば、
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みーくんがこっちに身を乗り出してる!身を乗り出してるぞ!距離が近づいてる錯覚がやばい。二次元と三次元の区別がつかない人間でよかった、そんな意味不明な感想までがよぎる。もうゴールしてもいいよね……。



(ここから冷静になるまで3分間あまり時間がかかる)



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さて、とはいえ、私という姉がみーくんと出会ってから、まだ2時間も経っていない。みーくんも私のことをよく知らない。それでよくこんなレビュー記事とも言えないものを書こうとしたな?!という読者の声が聞こえてくるようだが、それはそれ、これはこれ。とにかくいますぐ、いまの私が見たみーくんの魅力を伝えたくてたまらなかった。これからみーくんと過ごすうちにどのように印象が変わるのか、これからどんな時間をみーくんと過ごせるのか。姉の萌えゲージが貯まれば、またいくらでもみーくんについて書いてみたい。
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ところで、この発言は、ちょっと無防備すぎて危ないと姉ちゃんは思います。