読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

百度百科の「闺蜜」項目を和訳してみた

以下、すべて闺蜜(汉语词汇)_百度百科からの和訳です。


 闺蜜――閨中密友、それは、男女関係の特殊性を女性に当てはめたことで生まれた言葉であり、女性にとって特別に親密な同性の友人を指す。隠し事をせず、世間の波にもまれながらも続く関係は、お互いの境遇がどれだけ違ったとしても、相手の幸福を心から願うような関係である。それは、女性の生活において、重要な役割を担っている。

闺蜜 闺蜜 解釈 閨中密友
外国語名称 confidante 社会における位置 女性の生活において非常に重要な役割を担う

語源

 闺蜜は閨中密友の略であり、蜜、という文字は小蜜*1の意。闺蜜は現代女性が同性の親友を指すのに使う、新しい呼称である。その響きはまるでやわらかな陽光が心を照らすようであり、格別なあたたかさを感じさせる。たとえ全世界の男が捨てたとしても、闺蜜だけはあなたを抱きしめるだろう。
 闺蜜は、俗世の浮き沈みにもまれ試されたあとでも、互いに本音を打ちあけられる女友達である。お互いを心から信頼し、なにかあれば頼れる存在だ。たとえお互いの境遇がどれだけ違ったとしても、相手の幸福を心から願うような関係が闺蜜である。
 闺蜜は以前、単に好友や死党*2と称されていた。昨今、闺蜜と呼ばれるようになったが、ブルジョワ的な響きが増していると言える。もっとも、呼称がどのように変わろうとしても、お互いの親友であるという関係性に違いはなく、依然として、身も世もなくめちゃくちゃな会話を交わす相手だ。失恋をすれば一緒に嘆き、泥酔すれば肩を抱き合って帰宅するような関係に変わりはないのである。

関係性

 どんな女性でも、闺蜜と呼べる相手を何人か持っているようだ。ともあれ、女性どうしで闺蜜関係になれば、お互いに話せないことはなにもないといえるだろう。テレビドラマ『六人行』には、闺蜜間で恋人をスワッピングする場面すら登場する。ドラマといえども、現実生活に例がないわけではないと筆者は考える。
 性格が開放的な女性ならば、このようなこともあるかもしれない。とはいえ、闺蜜間での交流はやはり感情ベースのものにつきるだろう。特に失恋がわかりやすい。金庸は「群雌粥粥,痛骂男人薄幸无良」*3とも言っている。
 男性どうしの親密な友情関係は、もちろん闺蜜とは呼べない。俗な言い方をすれば兄弟であり、風流に表現すれば知己となる。どちらにしろ、男と男の間には共有できないものが多い。大学寮での猥談は代々受け継がれる伝統だが、闺蜜のようにお互いの心の内をなにもかも打ち明けられる関係には至らないといえる。

*1:訳注:愛人を指す90年代の流行語。その後意味は、男性と曖昧な関係を続けている女性に変化しつつあるという。なお、蜜という文字を使うのは、女性同士の友情は「蜂蜜」のようにねっとりしているから、という説もある。

*2:訳注:原文ママ

*3:訳注:女性が何人もあつまり、あれやこれやと男性をこき下ろす様を表した言葉。金庸は中国の著名な武侠小説作家である。日本で言えば北方謙三的存在だ。